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健康なこどもへのワクチン接種

当クリニックでは行っていません.希望者は他院で打つことができますがその際は自分の判断でおこない,お友達が打ったから(打たないから)で判断するのは避けてください.

新型コロナワクチン接種を迷っている保護者の方へ

【保護者の質問 その1】
 新しいワクチンなので、子どもが大きくなって、今は分かっていない副反応が起こってこないか心配です。
私の思い:新しい感染症・ワクチンです.ご心配はわかります.でも自然感染でも同様なことが言えると思います.わかっていない後遺症が起こるかもしれません.自然感染と今接種できるワクチン接種とどちらがいいのか,未来が決めることだと思います.
【保護者の質問 その2】
 健康な子どもは、新型コロナウイルスに感染しても,ほとんど重症になっていない、亡くなっていないと聞きます。また、新しい株への効果も低いと言われているようです。自分の子どもは持病もありませんし、家族に高齢者もいません。それでもワクチンを受ける必要はあるのでしょうか。
私の思い:自然とかかって,みんなが軽く済んで,後遺症もないのなら,罹ってしまった方がよいと思います.ワクチンが必要なのは,重篤な病気の場合です.現時点で新型コロナワクチンはこどもにとってはごく希にしか重症化しない感染症です.ただ,今後のことは誰もわかりません.
【保護者の質問 その3】
 普通なら10年くらいかけて慎重にワクチンが作られると聞いているのに、このワクチンは1年くらいの短期間に作られているのでしょう。そのように急いで作られたものは心配です。
私の思い:今後このmRNAワクチンが主流になってくるのではという考えを期待したいです.あらゆる感染症に人類はすばやく立ち向かえる武器を手に入れたかもしれないからです.ただ,mRNAワクチンのはずがDNAも混ざっていた,ワクチン各ロットの不均質性(4%のロットが全体の7割の有害事象を引き起こしていた),スパイク蛋白が長期体内に残存の報告など最初考えられていたことと異なる報告がここになって次第に出てきつつあります.せっかく手に入れた素晴らしい技術なのですから,大切に育てていけたらと思います.将来安心して打てるワクチンになるまで.
【保護者の質問 その4】
 でも、やはり、人工的なワクチンを健康な子どもに接種することはとても不安です。ワクチンの成分や体の中で作られるものが全身に回って悪い影響を起こすと聞きました。
私の思い:本来重症となる,あるいはその可能性の高い病気に対して,人工的なワクチンを打ってかからない,あるいは軽症で済ませることはとてもよいことです.それだけでなく周囲に広げない,周囲の弱者を守る,社会生活を維持するなどワクチンを接種することはとても意義のあることと考えます.

 これまで,そして今もコロナワクチンを除き,種類,本数毎日たくさんのワクチンを私はこどもたちにうっています.そして接種後健康調査といって,一定の保護者に接種後の様子をはがきに書いて送ってもらっています(厚労省事業,昨年からWEB報告へ変更).安全がこのようにずっと担保されてきているから私は安心して,こどもたちに「怖い病気がたくさんあるんだ,これをうてばかからないで済むか,かかっても軽くですむんだ」「痛いけど,がんばれよ」と励ましながら打つことができています.
 こどもの新型コロナワクチンに対し,こう言える自信が今の私にはありません.打てないのです.日本では重症になる割合はそれほど高いわけでなく今はできて日の浅いmRNAワクチンに前のめりになる必要はないと思っています.

こどものストレス(パンフレット集)

パンフレットがたくさん用意されています

国立成育医療センターから子どものコロナうつの情報です。この調査の結果が、日本のこども・保護者全体を表しているとは言えないかもしれませんが小学 4年の 15%、中学生の 24%、高校生の 30%に「中等度以上のうつ症状」があるという結果です.腹痛などの身体の不調,イライラや攻撃性,不登校や引きこもりなど.長引くと自力で回復するのが困難で、無理に頑張らせるのは逆効果です。周囲が気づいてあげること、早めに専門家へ相談することが重要です.一方、今回の調査では、保護者も約 3 割に「中等度以上のうつ症状」がありました。育児・家事に仕事にと、保護者にも大きな負担がかかっていることと思います。きっと学校の先生方も同じでしょう。こどもの SOS に気づいて対処するためには、まず私たちがしっかりとコロナを理解し,現時点では子どもの殆どは無症状か軽症ですむことを教えて安心させ,そして十分に遊ばせて,行事に参加させるなど,こどもの権利を奪わない様にしてあげることが大事と思われます.

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